[1148] Experimental Study on workability of concrete of Slump-retaining Type Admixture by simulating an operation of concrete to Hot Weather Concreting Over 35 degree C
Keywords:暑中コンクリート、35℃、スランプ保持型混和剤、スランプ保持性、凝結遅延性、別途添加型
打込み時のコンクリート温度が35℃を超える場合,コンクリートの施工性や品質を確保する手段の一つとして「流動性を長時間保持でき,かつ,凝結時間を適切に遅延できる混和剤」(以降,スランプ保持型混和剤)を用いることがコンクリート業界全体で志向されている。本検討では,スランプ保持型混和剤のうち「別途添加型混和剤」に着目し,35℃を超えるコンクリートの実施工を模擬した実験を行い,スランプ保持性と凝結遅延の効果を検証した。その結果,スランプ保持型混和剤を用いることで施工性が向上し,品質トラブルが生じるリスクを低減できることを明らかにした。