[1153] Properties of High-flowable Concrete with Large Amount of Fly Ash
Keywords:フライアッシュ、高流動コンクリート、置換率、実機試験
単位結合材量に対するフライアッシュの置換率を37~65%に変化させた粉体系の高流動コンクリートについて,室内試験で各種フレッシュ性状および硬化特性を確認し,流動性は自己充塡性のランク2を満たし,スランプフローおよび空気量の経時変化が小さく,水和熱および自己収縮を抑制できることなどを確認した。また,フライアッシュの置換率を57%とした高流動コンクリートをレディーミクストコンクリート工場にて製造し,コンクリートポンプで打ち込む実機試験を夏季に行った。その結果,練上がりから60分経過後まで流動性の低下はほとんどなく,流動距離0mと5mにおけるコアの圧縮強度の差は5%程度であった。