[1156] スランプフローで管理する流動化コンクリートの酷暑期における基礎性状および構造体強度
キーワード:流動化コンクリート、高流動コンクリート、酷暑期、基礎性状、構造体強度
本研究では酷暑期におけるスランプフロー(SF)で管理する流動化コンクリートの基礎性状および構造体強度を把握するための実験を行った。呼び強度30および36のコンクリートに対し増粘剤含有流動化剤をあと添加し,模擬試験体の作製およびフレッシュ性状の経時変化を計測した。またその後,同種の流動化剤を再添加し,再流動化を行ったコンクリートの品質評価を行った。SFは経時30分で10cm以上低下し,同等のSFにおける間隔通過性は標準期よりも劣る可能性が示唆された。管理用供試体および模擬試験体のコア圧縮強度はベースコンクリートに対し流動化後,再流動化後で概ね同等以上となった。