[1157] Experimental study of ultra-high strength pile (compressive strength >150 N/mm²) for high bearing capacity construction method using vibration centrifugal molding process
Keywords:超高強度コンクリート、振動遠心成形、セメント、混和材、ultra-high strength concrete、vibration centrifugal molding、cement
本研究は,大型構造物の基礎に用いる既製コンクリート杭について,現規格の85,105,123N/mm²の圧縮強度を更に超える超高強度コンクリートパイル(150N/mm²超)の開発を目指し,セメントおよび混和材の種類,ならびに養生方法を変化させて,その諸性状を確認したものである。遠心成形方法には,従来の遠心成形法に振動成形法をハイブリッドした振動遠心成形法を用いた。それにより,高粘性のコンクリートを十分に型枠内に充填させ,遠心製法により成形させる手法を確立した。実験の結果,セメントの種類に関わらず目的とする強度が得られ,混和材はBFS8000とSF15.0%混入時において最も良好な結果が得られた。