[1172] Understanding Internal Temperature History of Massive Precast Concrete Members Using UFC During Initial Curing
Keywords:超高強度繊維補強コンクリート、マッシブ部材、内部温度履歴
超高強度繊維補強コンクリート(UFC)を採用したマッシブなプレキャストコンクリート部材の初期養生時における内部温度履歴の把握のために,練混ぜ水に収縮低減剤を内割添加したUFCを用いてマッシブな模擬部材を製作し,内部温度およびコンクリートひずみを計測した。初期養生として,前置き3時間後に1時間あたり15℃で昇温し,養生槽内温度40℃を48時間保持後に自然放冷を行った。その結果,模擬部材の中心部のコンクリート温度は,材齢約24時間で96.4℃に達するがシースの内空の影響を受ける可能性があること,模擬部材の側面部およびシース付近でコンクリートの温度勾配が大きくなる傾向があることがわかった。