コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 再生コンクリート

再生コンクリート

2024年6月27日(木) 13:15 〜 15:00 第1会場 (小展示室A)

座長:坂井吾郎(土木),辻埜真人(建築)

[1181] 再生骨材コンクリートによるCO₂削減効果の可能性に関する検討

松田信広1, 伊代田岳史2 (1.東京テクノ 2.芝浦工業大学)

キーワード:低品質再生骨材、再生骨材コンクリート、炭酸化技術、CO₂固定量、CO₂排出量

脱炭素社会の実現に向けて,CO₂固定量を考慮した再生骨材コンクリートのCO₂削減効果の可能性について検討する必要がある。本研究では,CO₂を固定化する技術により改質した再生骨材のインベントリデータを構築し,改質再生骨材を用いたコンクリートについて,普通コンクリートと同一強度レベルでのCO₂削減効果ついて検討を行った。その結果,炭酸化による再生骨材のCO₂固定量の増大および改質再生骨材コンクリートの強度改善によってCO₂の削減効果を確認し,CO₂排出量の削減を定量的に示すことができた。