[1183] A STUDY ON ANALYSIS AND INVESTIGATION OF CO₂ FIXATION OF RECYCLED COARSE AGGREGATE
Keywords:再生骨材、モルタル塊、保管条件、示差熱重量分析、CO₂固定量
本検討では,再生粗骨材を対象として,TG-DTAによる再生粗骨材のCO₂含有率の分析の省力化を目的として,再生粗骨材に含まれるモルタル塊を対象とした方法の有用性について検討を行った。さらに,複数種類の再生粗骨材を対象に,それぞれから抽出したモルタル塊を用いて,原コンクリートの種類,保管期間中の乾湿条件,CO₂濃度および保管期間がCO₂固定量に及ぼす影響について検討した。その結果,保管期間中における再生粗骨材のCO₂固定量は,原コンクリートの種類や各保管条件で異なり,とくに,保管前のCO₂含有量が小さいと,大きくなる傾向がみられた。