[1189] Evaluation of Tensile Performance of Polymer Modified Cement Waterproofing Membranes in a Repeatedly Elongated Fatigue Process
Keywords:伸長疲労、ポリマーセメント、塗膜防水層、材料分離、ひび割れ
ポリマーセメント比が100%100%~200% で厚さが2.0mm のポリマーセメント系の塗膜材料の,伸び性能と耐伸長疲労性について実験的検討を行った。最大伸び率については,材料分離の生じにくい高P/C また低W/B ほど大きくなる傾向にあったが,最大引張応力については不規則な傾向を示た。ここで,引張荷重と伸び変形量からひずみエネルギーを求めた結果,P/C=150% ・W/B=60% の供試体が最も大きくなった。ただし,繰返し引張を与えた場合,W/B によらず高P/C ほど1 回目の伸長時のひずみエネルギーの値を,繰り返し伸長後も保持ており,高P/C の調合は耐引張疲労性確保のためには有効であると考えられる。