[1216] Research on the application of expanded polystyrene aggregate porous concrete to greening base materials
Keywords:発泡スチロール、鹿沼土、ポーラスコンクリート、緑化基盤材
本研究では,緑化基盤材としての利用を想定した骨材に発泡スチロールと鹿沼土を用いたポーラスコンクリートの基礎物性並びに植生試験をおこない,その適用性について実験的検討をおこなった。基礎物性として,密度,吸水率,空隙率,圧縮強度,保水量,pH試験をおこなった。その結果,発泡スチロールを骨材としたポーラスコンクリートは,圧縮強度は小さいものの,吸水性の増加と大幅な軽量化がはかられることが分かった。また,鹿沼土を混入することにより保水量が向上し,植生の生育効果に有効であることが確認された。