JCI Annual Convention in Matsuyama

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The 46th JCI Technical Conference

A. Material & Construction » Sustainable Concrete (Material aspect)

Sustainable Concrete (Material aspect)Ⅰ

Wed. Jun 26, 2024 3:20 PM - 5:20 PM Room 2 (小展示室B)

座長:松元淳一(土木),中山英明(建築)

[1220] Effect of processing conditions on mortar characteristics with carbonated recycle powder

Keita Hokano1, Tomoyuki Nara1, Satoshi Kawajiri1, Hiroshi Kadota1 (1.竹中工務店)

Keywords:再生微粉、CO₂固定、炭酸化、湿式、スラリー濃度、圧縮強さ

本研究では,再生微粉を湿式処理で炭酸化した際に,処理条件のひとつであるスラリー濃度がCO₂固定量,真密度などの材料の特性と,モルタル練り込み時の性質に与える影響を検討した。その結果,炭酸化した再生微粉は未処理の再生微粉と比較して,CO₂固定量,真密度,7日圧縮強度が向上し,粒径3~20 µmの頻度が増加したが,スラリー濃度による差は確認されなかった。28日圧縮強度については,炭酸化した再生微粉と未処理の再生微粉の差は確認されなかった。一方で反応寄与率(CO₂固定量/CO₂供給量)はスラリー濃度をある一定値まで高めた場合は向上したが,一定以上では低下した。