コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » リサイクル

リサイクル

2024年6月28日(金) 09:00 〜 10:30 第4会場 (第3・4会議室)

座長:鈴木浩明(土木),犬飼利嗣(建築)

[1262] 残コン・戻りコンの水セメント比の現状分析

渡邉拓郎1, 國枝稔1, 伊藤真弥2, 高田浩夫3 (1.岐阜大学 2.ライン生コン 3.岐阜県生コンクリート工業組合)

キーワード:残コン・戻りコン、洗い水、remained concrete and returned concrete、cleaning water、水セメント比、water to cement ratio

残コン・戻りコンの発生を抑制あるいは再資源化することが環境負荷低減の観点からも重要となっており,施工管理による削減の取組みや骨材として回収するなどの取組みなどが精力的に行われている。現場において残コン・戻りコンに洗い水等が添加されることがその後の再資源化に大きく影響を及ぼすと考え,本研究では生コン工場における残コン・戻りコンの水セメント比の把握を目的とした現状調査を行った。その結果,残コン・戻りコンの水セメント比は,約50%~200%まで幅広く分布すること,残コン・戻りコン量が少ないものほど水セメント比が大きいことを明らかにした。