Non-destructive Test・Diagnosis (Steel corrosion)/Non-destructive Test・Diagnosis (Material properties/Durability)Ⅰ

[1278] Practical study of a method for the deterioration evaluation of utility poles focused on vibration acceleration

Takayuki UENO¹, hiroki tamai², hirotsugu ikeda¹, kenta ide³ (1.九州電力 2.九州大学 3.九州高圧コンクリート工業)

Keywords:電柱、スペクトル、加速度、振動数、劣化評価

電柱は，本格的な修繕・建替などの維持管理が喫緊の重要な課題である。しかし，現行の建替評価基準では学的な観点からの評価は十分でないと考えられ，力学的な評価に基づいたより現実的な電柱の建替評価基準と現場でも適用できる非破壊検査による評価方法の確立が必要である。上記の課題に対して，電柱の劣化を振動特性の変化から評価できる可能性が示唆されているが，実用化に向けていくつか課題がある。そこで，本研究では，建替評価基準と非破壊検査による評価方法の提案を目的に，振動加速度に基づく電柱の劣化評価手法の実用性について検討し，現場における実用的な振動の計測方法について整理した。