コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 非破壊検査・診断(鋼材腐食)/非破壊検査・診断(物性・耐久性)

非破壊検査・診断(鋼材腐食)/非破壊検査・診断(物性・耐久性)1

2024年6月26日(水) 10:00 〜 12:00 第6会場 (多目的ルームB)

座長:橋本永手(土木),緒方英彦(建築)

[1280] レーザー加振試験による簡易ばねモデルを用いた再生骨材の品質評価

茨木大輔1, 遠藤哲平1, 橋本勝文1, 杉山隆文1 (1.北海道大学)

キーワード:再生骨材、品質評価、ITZ、ばねモデル、付着強度、ビッカース硬度、LIBS

再生骨材は吸水率や密度による付着モルタルの物性値を基準に品質分類が行われているが,原骨材とモルタルの付着特性が品質に影響していると考えられる。また,再生骨材は炭酸化によってモルタルの品質が改善することが報告されているが,上記の付着界面への影響はあまり知られていない。本研究では,炭酸化前後の再生骨材に対して,原骨材とモルタルの付着界面に着目した品質評価を目的としたレーザー加振試験を行った。界面の付着強さをばね定数で表した簡易モデルを用いて再生骨材の品質評価に適用した結果,界面の強度を測定できるビッカース硬度と相関があることが明らかとなった。