[1297] Quality Evaluation of Interface of Upper Surface of RC slab repaired by UHPFRC based on Impact-Echo Method
Keywords:RC床版、UHPFRC、打継目、非破壊検査、インパクトエコー法
本研究では,UHPFRCにより上面補修を施した道路橋RC床版を想定し,舗装・UHPFRC・既設コンクリートの3層構造の床版供試体を用いて,床版の一体性の確認,およびコンクリートとUHPFRCの打継目の模擬欠陥および供試体端部の剥離状況の検出をインパクトエコー法により行う手法について実験的に検討した。その結果,打継目が健全な場合,受信波のスペクトルには版厚に相当する縦波共振周波数でピークが認められた。一方,模擬欠陥および供試体端部に剥離がある場合は,たわみ共振によるピークが確認された。これにより,舗装上面からUHPFRCと既設コンクリートの打継目の品質を評価できる可能性が示唆された。