[1300] Detection of defects in concrete slopes using drones equipped with infrared camera
Keywords:赤外線カメラ、ドローン、法面、背面空洞化、非破壊検査
施工後何年も経過している法面は老朽化や背面空洞化により事故につながるケースもある。赤外線カメラ搭載ドローンは法面点検に有用であると考えられるが,使用条件や評価に関する知見は少ない。そこで計測の撮影時刻や評価方法について検討した。その結果,本研究で報告する9月,10月の範囲では,東面は正午付近の12時と日没前の17時,18時の2時刻の計測が,南面は9時と正午過ぎの14時の2時刻の計測で欠陥箇所が評価可能だった。また供試体縦方向には撮影距離の違いなどで温度差が生じること,実画像によるコンクリート表面の色合いによっても熱画像に影響が出ることがわかった。