[1303] Study on a method of organizing continuous running data by radioisotope backscattering detector
Keywords:中性子線、非破壊検査、RIカウント、検査速度、空隙検知
鋼コンクリート複合構造物の鋼とコンクリートとの界面に存在する空隙を,中性子線を利用した散乱型RI測定装置により,鋼材面から検知することを検討している。これまでの実験では,中性子線を測定範囲で一定間隔に測定することにより,空隙の有無を定量評価することができた。その一方,この測定には多くの時間が必要であることが課題であった。そのため,散乱型RI測定装置を移動しながら連続的に測定する方法について,得られた結果の整理方法を考え,これまでの測定方法に対する結果との比較検討を行った。その結果,連続移動して測定した場合においても,これまでと同様に空隙が検知できることがわかった。