Non-destructive Test・Diagnosis (Damage/Defect)Ⅱ

[1304] Fundamental study on the evaluation of internal defects in concrete by Impact Elastic Wave Method Using magnetostrictive sensor with wheels

Takahiro Maeda¹, Koji Yoshida¹, Noriyuki Utagawa², Toshiro Kamada³ (1.東海旅客鉄道 2.佐藤工業 3.大阪大学工学研究科)

Keywords:非破壊検査、衝撃弾性波法、コンクリート内部欠陥、磁歪センサ、電磁式ハンマ

本研究では，コンクリート表面の振動を測定する車輪付きの逆磁歪効果型速度センサを適用した衝撃弾性波法によるコンクリート内部欠陥評価における測定条件の違いが打撃応答に与える影響を実験的に明らかにすることを目的とした。各種実験の結果，本手法において打撃方向の違いによる打撃力の変化や同一構造物および同一配合におけるコンクリート強度の違いによる打撃応答の変化の影響を考慮した場合においても，打撃応答波形の最大振幅値の比較により検査員による打音調査では検出できなかった浮きを模擬した欠陥でも検出できることがわかった。