[1313] 異常検知手法によるレーザー打音データの評価
キーワード:打音検査、レーザー打音、機械学習、CNN、異常検知、マハラノビス距離
レーザー打音システムはコンクリート表面に極短時間のレーザーを照射することで衝撃を与え,その 応答を取得することで,遠隔・非接触・自動で打音検査を可能とする技術である。機械学習による打音検査の定量化手法にとして,画像化した打撃音をCNN(Convolutional Neural Network)により抽出した特徴量をもとに,異常検知によりその欠陥度を評価する手法は,通常のハンマー打音については定量評価とその汎化性能が確認されている。本稿では本手法のレーザー打音システムへの適用性について実験的に検討した。その結果,レーザー打音についても欠陥度合の定量評価が可能であることを示した。