コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 補修・補強(材料)

補修・補強(材料)2

2024年6月28日(金) 13:15 〜 15:00 第4会場 (第3・4会議室)

座長:三倉寛明(土木),友寄篤(建築)

[1328] けい酸塩系表面含浸材と高炉スラグ微粉末の比表面積および置換率がビッカース硬さに与える影響

濵田義大1, 近藤拓也1, 辛軍青2, 宮島朗2 (1.高知工業高等専門学校 2.安部日鋼工業)

キーワード:けい酸塩系表面含浸材、高炉スラグ微粉末、ビッカース硬さ、改質深さ

高炉スラグ微粉末の比表面積6000cm²/gおよび4000 cm²/gを0~70%の割合で普通セメントと置換したモルタルを作製し,モル比([SiO₂]/[Na₂O])の異なる3種類のけい酸塩系表面含浸材で含浸した。その後ビッカース硬さ試験を行い,性状について検討を行った。その結果,高炉スラグ微粉末の置換率によらず,モル比で比較すると,モル比2.1のけい酸塩系表面含浸材で得られるビッカース硬さの増加量が最も大きくなった。また,高炉スラグ微粉末の比表面積が小さいほど,高炉スラグ微粉末の置換率に関わらず,ビッカース硬さ増加量の変化が小さいことが確認できた。