コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

B. 構造・設計 » 構造解析

構造解析

2024年6月27日(木) 10:50 〜 12:15 第7会場 (大展示場C)

座長:佐藤靖彦(土木),秋田知芳(建築)

[2008] アンボンドPCaPC造壁の骨格曲線評価のための解析的研究

松沢隼斗1, 秋田悠揮1, 河野進1, 谷昌典2 (1.東京工業大学 2.京都大学)

キーワード:アンボンドPCaPC造壁、履歴復元力特性、マルチスプリングモデル、骨格曲線、特性点評価

アンボンドPCaPC造壁の骨格曲線上の特性点評価の精度向上を目的として,9体のアンボンドPCaPC壁試験体についてマルチスプリングモデルを用いた解析を行った。モーメント-部材変形角関係の包絡線,最大耐力,残留変形角,PC鋼棒の緊張力増分について実験結果を精度良く再現することができた。降伏点以降の特性点を,コンクリートの圧縮ひずみに基づいて評価することで,3点全ての耐力について精度良く再現することができ,変形角についても概ね再現することができた。