JCI Annual Convention in Matsuyama

Presentation information

The 46th JCI Technical Conference

B. Structural & Design » Seismic performance evaluation/

Seismic performance evaluationⅡ/

Wed. Jun 26, 2024 3:20 PM - 5:20 PM Room 7 (大展示場C)

座長:田附伸一(土木),岸田慎司(建築)

[2019] Response estimation by IDA and equivalent linearization method for RC structures considering reduction of bearing capacity due to damage of secondary walls

Tatsuya Kondo1, Noriyuki Takahashi1 (1.東北大学)

Keywords:ida、等価線形化法、耐力低下、地震応答

建物の応答変位を意識した性能設計法の必要性が高まり,2000年の建築基準法の改定において我が国では等価線形化法を用いた限界耐力設計法が制定された。また近年,中地震時の損傷制御を目的としてRC構造物の二次壁を構造設計に反映させる研究が広く進められているが,大地震時に構造物の耐震性能を効果的に評価するためには二次壁の部分的破壊による耐力低下後の挙動把握も重要である。そこで本研究では,RC構造物における耐力低下を考慮した漸増動的解析IDA(Incremental Dynamic Analysis)による応答評価を行うとともに,段階的耐力喪失解析に対して等価線形化法を適用する応答推定を試みた。