[2046] Elucidation of internal stress transfering of CES embedded Column Bases
Keywords:合成構造、有限要素法解析、応力分布、最小主応力、ベースプレート
本研究では,CES埋込み柱脚の応力伝達の把握を目的として柱鉄骨の埋込み深さ比およびベースプレートの有無を変数とした有限要素法解析を実施した。その結果,本論に示す解析モデルは実験の履歴特性および鉄骨のせん断応力分布を概ね再現可能であると判断された。柱脚曲げ降伏先行型の試験体では,両フランジの埋込み深さ中央から埋込み上部および下部にかけてコンクリートの支圧応力の発生が認められた。さらに,ベースプレートの上下面のフランジ付近においてコンクリートの圧縮強度を上回る圧縮応力の発生が認められた。