JCI Annual Convention in Matsuyama

Presentation information

The 46th JCI Technical Conference

B. Structural & Design » Beam

BeamⅠ

Thu. Jun 27, 2024 10:50 AM - 12:15 PM Room 9 (アースホール)

座長:三木朋広(土木),吉岡智和(建築)

[2049] Structural Performance of RC Foundation Beams with Large Through Hole at Center of Shear-Span

Hiroto Sato1, Suguru Suzuki1, Naoto Fukatsu2, Takashi Taguchi2 (1.高知工科大学 2.矢作建設工業)

Keywords:静的載荷実験、片持ち梁、貫通孔補強筋、曲げモーメント、軸力、せん断強度

本研究では,シアスパン中央に大貫通孔を有する基礎梁の静的載荷実験を実施した。その結果,せん断破壊型の試験体では,貫通孔比が0.43から0.50に増加することで最大耐力および変形性能の低下が認められた。貫通孔上下の弦材では,梁の曲げモーメントによりそれぞれに圧縮軸力と引張軸力の作用が確認された。一方で既往の有孔梁のせん断強度評価法は本論に示すシアスパン中央に大貫通孔を有する基礎梁の最大耐力を精度良く評価できていると言い難く,その評価精度の改善は今後の検討課題と考えている。