[2052] EXPERIMENTAL STUDY ON SEISMIC PERFORMANCE OF REINFORCED CONCRETE BEAM WITH AN OPENING AT THE BEAM END
Keywords:鉄筋コンクリート、有孔梁、端部開孔、開孔補強金物、靭性能、せん断余裕度
端部に開孔を有する梁の補強方法の合理化を目的に,これまでにフック法,ステッキ法などで開孔補強したD/4~D/3(D:梁せい)端部開孔実験を実施し,十分なせん断余裕度を確保すればD/4開孔梁部材において十分な曲げ靭性能を確保できること確認した。今回,既報よりせん断余裕度を下げ,複数開孔や短スパンを含むD/4開孔を有する計6体の端部開孔実験を実施した。短スパンを除く試験体で靭性能を確保できた。また,既往の研究を中心にデータを整理し,D/4,D/3開孔を有する試験体で,一部を除き,せん断余裕度が1.19以上,1.40以上あれば,限界変形角を40×10-3rad確保できることを確認した。