[2153] An Experimental Study on Relationship between Concrete Spalling Area and Member Angle after Shear Failure of RC Partial wall
Keywords:地震被害調査、RC方立壁、せん断破壊、コンクリート剥落欠損面積
せん断スパン比0.5,0.57,0.67の実大RC方立壁の水平加力実験を行い,RC方立壁のせん断破壊点から抵抗力喪失点以降までの損傷状況を確認した。得られた実験結果から,最大荷重以降から部材角2.25%rad.までは,同一部材角においてコンクリート剥落欠損面積とせん断スパン比には負の相関が見られ,それ以降は相関が殆どないことを確認した。せん断スパン比を一緒に学習させたニューラルネットワークモデルを用い,コンクリート剝落欠損面積から経験部材角を比較的精度良く回帰する手法を提案した。