コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

B. 構造・設計 » 構造ヘルスモニタリング・損傷評価/地震被害

構造ヘルスモニタリング・損傷評価/地震被害

2024年6月27日(木) 09:00 〜 10:30 第7会場 (大展示場C)

座長:森和也(土木),毎田悠承(建築)

[2153] RC方立壁のせん断破壊後のコンクリート剥落欠損面積と部材角の関係に関する実験的研究

JANG Subhin1, 村越朋香1, 趙経緯2, 吉岡智和1 (1.九州大学 2.あい設計)

キーワード:地震被害調査、RC方立壁、せん断破壊、コンクリート剥落欠損面積

せん断スパン比0.5,0.57,0.67の実大RC方立壁の水平加力実験を行い,RC方立壁のせん断破壊点から抵抗力喪失点以降までの損傷状況を確認した。得られた実験結果から,最大荷重以降から部材角2.25%rad.までは,同一部材角においてコンクリート剥落欠損面積とせん断スパン比には負の相関が見られ,それ以降は相関が殆どないことを確認した。せん断スパン比を一緒に学習させたニューラルネットワークモデルを用い,コンクリート剝落欠損面積から経験部材角を比較的精度良く回帰する手法を提案した。