Seismic general/Seismic performance evaluationⅠ

[2167] Experimental investigation on buckling restrained of RC members with steel bars covered by UHP-SHCC

BOCHAO SONG¹, NAOSHI UEDA¹, HIKARU NAKAMURA² (1.関西大学 2.名古屋大学)

Keywords:座屈メカニズム、座屈抑制、水平ひび割れ、交番載荷試験、被覆鉄筋、DIC

本研究では，高強度で高靭性な繊維補強セメントモルタル（UHP-SHCC）を用いて鉄筋を被覆することにより鉄筋の座屈を抑制する方法を提案し，その抑制効果を正負交番載荷試験により検討した。また，被覆した鉄筋の表面形状が座屈の抑制に及ぼす影響を検討した。その結果，鉄筋をUHP-SHCCで被覆することで横方向鉄筋を用いることなく鉄筋座屈を抑制できることを明らかにした。また，鉄筋座屈を効果的に抑制するためには，鉄筋を被覆する材料と母材コンクリートとの一体性を確保する必要があることを明らかにした。