[2176] Static load-bearing capacity and failure status in adhesive-applied PCM repair of sewer manholes and repair technology using metal grid
Keywords:マンホール、補修技術、補強技術、静的実験、破壊状況
本研究はマンホールの劣化に伴う補修・補強効果について静荷重実験を実施した。実験供試体にはマンホール基準供試体および科学的浸食による断面欠損20mmのマンホールを元の厚さまで接着剤塗布型PCM補修した補修供試体,さらに20mm層内に厚さ4.5mmの格子筋を配置してPCM補強した供試体の3体用いた。補修・補強法においては2種類のエポキシ系接着を塗布した。その結果,基本供試体に対して補修供試体は1.06倍,補強供試体が1.72倍の耐荷力が得られた。また,たわみの計測においては上・下面は負,両側面は正の変形により,破壊は全て圧縮破壊である。よって,本提案するマンホールの補修・補強法は耐荷力の結果より実用的であると考えられる。