[1142] Synthesis and properties of magnetic concrete for road-embedded wireless power transfer pads
Keywords:磁性コンクリート、ジオポリマー、ワイヤレス給電、電気自動車、比透磁率、鉄損
航続距離が短い電気自動車の課題を解決するため,道路にワイヤレス給電用コイルを埋込み,走行しながら給電する技術が研究されている。送電効率向上のため,コンクリートの骨材に磁性材料を利用した磁性コンクリートの利用が検討されているが,その材料特性には不明な点が多い。磁性コンクリートの基本特性を理解するため,磁性材料としてMn-Znフェライト粉末とFe-Si-Al粉末を使用した磁性コンクリートを作製し,その材料特性を評価した。その結果,比透磁率:5-25,曲げ強度:5-25 MPa,鉄損(85kHz, 0.05T):360-700 kW/m3の特性を有する磁性コンクリートが得られることがわかった。