[1266] Effect of rebar in concrete and electrode shape and electrode spacing on electrochemical impedance spectroscopy of concrete measured by 4-probe method.
Keywords:電気抵抗率、交流インピーダンス法、4プローブ法、有限要素解析
鉄筋を有するコンクリートにおいて4プローブ法を用いて測定されるコンクリートの電気抵抗率は,測定条件によって無筋のコンクリートに比べ小さくなることが知られている。鉄筋コンクリートにおいてこのような鉄筋の影響を考慮し,精確な完全非破壊でのコンクリートの電気抵抗率測定方法の確立を目指し,4プローブ法を用いた交流インピーダンス測定から得たインピーダンススペクトルの特性を把握するための検討を行った。試験体を用いた測定と有限要素解析から,鉄筋と電極形状や電極間隔などの測定条件やかぶり深さが測定されるインピーダンススペクトルに及ぼす影響について明らかにした。