[2129] Elastoplastic impact response analysis on cushion rubber placed RC beams strengthened in flexure with AFRP sheets
Keywords:RC梁、AFRPシート、緩衝ゴム、有限要素法、衝撃応答解析
本研究では,載荷点部に緩衝ゴムを設置したアラミド繊維製FRP(AFRP)シート下面接着曲げ補強RC梁に関して,シート破断で終局に至る程度の目付量が小さい場合を対象に,三次元弾塑性衝撃応答解析を実施した。緩衝ゴムは材料試験結果を基に応力-ひずみ関係を定義し,固体要素を用いてモデル化を行った。また,コンクリートの要素長を6mm程度として,引張破壊エネルギー等価の概念を適用する既往の解析手法を用い,その適用性について検討を試みた。検討の結果,本解析手法を適用することで,載荷点部に緩衝ゴムを設置したAFRPシート接着曲げ補強RC梁の耐衝撃挙動を概ね再現可能であることが明らかとなった。