第42回医療情報学連合大会(第23回日本医療情報学会学術大会)【デモサイト】

セッション情報

チュートリアル

チュートリアルA-6
ここまで進んだIHE - IHE UPDATE 2022 -

2022年11月17日(木) 15:15 〜 17:15 C会場 (中ホールA)

オーガナイザー:奥田 保男
座長:安藤 裕(埼玉メディカルセンター)、奥田 保男(日本IHE協会)

主催:日本IHE協会

医療情報システムの守備範囲は拡大し、医療情報システムは複数のメーカが提供し、複数のシステムが稼動するマルチベンダ化が進んでいる。Integrating the Healthcare Enterprise(IHE)は、このような環境で発生する諸問題を解決するために1999年に北米で誕生し、日本では2001年にIHE-Japanが設立され活動している。 IHEは、病院情報システム(HIS)、放射線部門システム(RIS)、医用画像管理システム(PACS)、検査部門システム(LIS)などの医療情報システムの相互運用性(情報の連携・活用)を推進する統合化プロジェクトである。近年では、地域連携システムの実現に役立つ仕組みや、ベッドサイドや手術室などに導入する情報システム、モーバイル端末での医療情報の取扱についても対象範囲が広がっている。 本チュートリアルでは、IHEの概要をやさしく解説した後、IHE統合プロファイル(業務シナリオ)などについて解説する。
 今回は、インタネットを介して診療情報を交換する仕組みであるnetPDI、内視鏡領域:消化管検査レポート&病理検査オーダー(Endoscopy Report and Pathology Order)、循環器領域:血管内画像プロファイル(CATH-IVI:Cardiac Catheterization Workflow - Intra-Vascular Imaging option)、放射線治療領域:Basic Radiation Therapy Objects Integration Profile II (BRTO-II)。
 また、「認定技術者制度」や「ベンダロックイン」に関する最新の情報や知見についても提供する。

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン