開会挨拶
動画はこちらから
日本家庭科教育学会 会長 堀内かおる
日本家庭科教育学会第65回大会の開会にあたり、ご挨拶申し上げます。
コロナ禍が続く中、3回目のオンライン開催となってしまいましたが、こうして無事に大会を開催できますことを会員の皆様と共に喜びたいと思います。主催地区である近畿地区では、本日に至るまで、永田智子実行委員長をはじめとする実行委員会の皆様に多大なるご尽力をいただいてまいりました。心より感謝申し上げます。
ホスト会場となる兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパスには実行委員会の皆様が集合し、大会運営の拠点となってくださっています。そして、神戸の大会本部は学会事務局をはじめとして全国各地に待機している理事とオンラインでつながり有機的に連携をとりながら、力を合わせて本大会のスムーズな運営を図っています。
対面で会員の皆様にお会いし、情報交流や意見を交わす機会がないのは残念ではありますが、都合に合わせて参加しやすいオンラインならではの良さも実感しています。会員の皆様におかれましては、ぜひ、多くの研究発表をお聞きいただき、家庭科教育における新しい視点や授業実践の提案等研究成果から、示唆を得ていただければ幸いです。
本大会には、次の方々が来賓としてご参加くださいます。
一般社団法人日本家政学会会長 赤塚朋子様、公益社団法人日本栄養・食糧学会理事 池田彩子様、一般社団法人日本調理科学会副会長 新井映子様、一般社団法人日本保育学会会長 秋田喜代美様、全国家庭科教育協会会長 河野公子様、日本消費者教育学会副会長 大藪千穂様、名誉会員 中間美砂子先生、牧野カツコ先生、佐藤文子先生です。ご参加ありがとうございます。直接お目にかかり、ご参加いただいたご感想や本学会へのご意見等を伺うことができないのが残念です。お気づきの点など、学会のほうまでお寄せいただければ幸甚です。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本大会では、5年ごとの節目の大会として、新たに名誉会員並びに功労賞の授与をさせていただいております。このたびの受賞者の方々の中で大竹美登利先生、高木直先生、荒井紀子先生、滝山桂子先生、多々納道子先生、三浦鏡子先生、学会賞を受賞された上野顕子先生もご来賓として本日ご参加くださいます。多くの先生方によって蓄積された研究の成果を踏まえ、日本家庭科教育学会の更なる発展にむけて、歩みを進めてまいりたいと思っております。
本大会では、口頭研究発表のほか、シンポジウム、ラウンドテーブル、第5次課題研究中間発表会、若手の会が予定されています。シンポジウムでは、家庭科教育とジェンダーをテーマに、ジェンダー平等に寄与しうる家庭科教育に焦点を当てます。家庭科教育を専門とされていない登壇者の方々からのご提案を受けて、家庭科教育ならではの取組や今後に向けた課題について、ディスカッションを通して明らかにしていきます。多面的な視野で、家庭科教育とジェンダー平等をとらえるシンポジウムになることと思います。
ラウンドテーブルでは、キャッシュレス時代の喫緊の課題である子どもたちへの金融教育がテーマとなっております。明日からの授業実践に生かせるヒントとなるような貴重なご提案をいただけることと思います。
第5次課題研究中間発表会では、「SDGs時代の家庭科教育」を大テーマとする4グループからの報告があります。学校教育におけるジェンダー平等や家庭科の理論と授業実践、そして教員養成の課題に関する各グループのこれまでの研究成果を皆様と共有したいと思います。
若手の会は、家庭科教育研究を志す若い研究者の方々の集まりです。家庭科教育研究の発展のためには、世代を超えた交流の重要性とともに、若手会員が交流し合い、志を同じくする仲間同士の連携と共に研究力を磨いていくことが必要だと考えています。若手の会の活発な活動を支援してまいります。
最後になりましたが、日本家庭科教育学会理事会は、会員の皆様にとって「顔の見える存在」でありたいと思っています。本大会に関して何かお気づきの点やご意見等ございましたら、どうぞお近くの理事にご一報いただきたく存じます。皆様と一緒に創っていく学会でありたいと考えています。
第65回大会が今後の皆様の研究活動に寄与しうるものとなることを願い、開催の挨拶とさせていただきます。
第65回大会実行委員会からのご挨拶
実行委員長 永田智子
実行委員会を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。日本家庭科教育学会第65回大会は、近畿地区会の役員を中心に実行委員会を組織し、兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパスをホスト会場として、オンラインで開催いたします。
コロナ禍以前の全国大会では、研究発表や講演、シンポジウム等への参加はもちろんですが、家庭科教育を研究したいという志を一にする人たちと、開催地ならではの食や文化なども楽しみながら、コミュニケーションをとるということも魅力の一つだったと思います。全国の皆さまに近畿にお越しいただきご一緒できないことを少し寂しく感じます。
しかし、オンライン開催も3回目を迎え、メリットが多々あることも感じています。ご家庭や仕事等の都合で全日参加できない方も部分的にでも参加可能ですし、旅費や宿泊費がかからないため経済的に節約できます。発表スライドは事前に公開されるためじっくり見ることもできますし、発表等も会場より見聞きしやすかったりします。オンラインならではの大会を是非ご堪能ください。
また実行委員会企画のラウンドテーブルは、昨今話題となっている金融教育に着目し、「キャッシュレス時代を生き抜く子どもの育成」をテーマとしました。近畿地区会の特別プロジェクトメンバーによる調査結果報告、実践の提案・報告を行います。ブレイクアウトルームの機能を使って、小学校・中学校・高等学校の3つグループに分かれてのディスカッションも予定しています。対面によるディスカッションとはまた違う雰囲気をお楽しみください。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
最後になりましたが、第65回大会開催・運営は、理事の皆さまに全面的なご支援をいただいております。心より感謝を申し上げます。
【大会実行委員会委員】(50音順)
小林裕子、鈴木千春、鈴木真由子、永田智子、西江なお子、平野江美、前田まどか、村上睦美、村田順子、山本奈美、湯川夏子、與倉弘子