The 49th Annual Meeting of Japan Society of Health Evaluation and Promotion

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[Booth11] ロコモネット

ロコモネット

 ロコモネットは、「運動器の機能改善・予防」をテーマに、新たなシステム開発や事業創出に取り組む中国地域の企業ネットワークです。経済産業省の支援事業のもと、中国地域の医療関連分野への参入・事業展開支援を行っている「医の芽ネット」事業の中から生まれ、2019年度より活動を開始しました。

https://inome-net.go.jp/locomo-net/

 現在、サポーターやコルセットを中心に運動器のサポーティングシステムを幅広く手掛けるダイヤ工業(岡山市)、関節の歪みに着目したリアライン・コンセプトをベースに各種事業を展開するGLAB(東広島市)、3次元動作計測システムにより医療・介護・フィットネス領域で動作の可視化・データ化を実現するシステムフレンド(広島市)の3社の連携により活動しています(事務局:公益財団法人中国地域創造研究センター)。各社の概要は以下の通りです。

(ダイヤ工業株式会社)
 岡山市に本社を構える運動器のサポーティングシステムメーカー。接骨・整骨院向けのコルセット・サポーターにおいては国内シェア1位。岡山大学との共同開発で生み出された「DARWING(ダーウィン)」は、筋肉を身につける「筋肉スーツ」の発想で作られた二層構造サポータースーツとして、高齢者からスポーツ選手に至るまで愛用されている。
 接骨・整骨院とのパートナーシップによって生み出された「bonbone(ボンボーン)」シリーズでは、現場の声を反映した様々なアイテムを開発・販売。また、運動器機能に関する多くのデータを持つ強みを活かし、各種測定から年齢に応じた運動器の評価を行いトレーニングメニューまで提案する「bonboneチェックシステム」も開発している。
 2015年には本社ビルに健康複合施設「ロコステ」を、2017年には最先端技術による各種動作解析を行う研究開発拠点「R&Dセンター」を開設。手指可動域訓練装置「パワーアシストグローブ」で日本機械学会優秀製品賞、ウェア型歩行補助装置「PAW」で”超”モノづくり部品大賞を受賞。https://www.daiyak.co.jp/

(株式会社システムフレンド)
 メイン事業であるソフトウェア開発で培った独自の技術を元に、医療機器の開発・販売も手がける。「鑑AKIRA」は、地域イベントでその技術力を目にした地元医療機関からの要望により開発された医療機器。
 リハビリの効果を測るため手動で行われる関節可動域測定は、臨床での時間と人員を必要とする。動いている人体の状態を測ることは難しく、計測値が測り手の習熟度によって左右されるなど、計測者側·患者側双方にとって課題が多い。
 「鑑 AKIRA」は、赤外線を応用したマーカー不要の非接触センサーを利用。簡単な操作で瞬時に姿勢や関節角度を計測し、3次元データ化する。動作計測プラットフォームとして、歩行計測など特定の動作に特化した拡張機能を提供している。
 医療機器としてだけでなく、通所介護施設等でADL(日常生活動作)評価の支援を行う「鑑 AKIRA care」、フィットネスなどの分野で動作・姿勢を見える化する「鑑 AKIRA fit」も展開。経済産業省選定「地域未来牽引企業」「高度外国人材活躍企業50社」、中国地域ニュービジネス大賞特別賞受賞。
https://www.systemfriend.co.jp/

(株式会社GLAB)
 「体の歪みを科学する」をテーマに、足や膝・骨盤などの関節の不調の予防に取り組むベンチャー企業。同社代表が発案・提唱した「リアライン・コンセプト」に基づき、医療社向けセミナー開催、リアライン商品の開発・販売、企業向け腰痛予防コンサルティング業務に取り組む。
 「リアライン(re+align再び+配列する)」は、歪んでいる関節を理想的な状態に修正するという意味。「鍛える前に整える」を合言葉に、医師、セラピスト、トレーナーなどに身体機能の速やかな回復や不調の予防法の普及を推進。商品ライナップとして、インソール、ソックス、バランスシューズ、レッグプレス、骨盤・胸郭運動補助具(リアライン・コア)などがある。
 リアライン・コアは、装着して簡単な運動を行うことで、骨盤と胸郭を整え、背骨の動きを向上させることができる運動補助具。医療、フィットネス、競技スポーツなどで幅広く活用され、坂本勇人、菅野智之、吉田正尚などのプロ野球選手のほか、ラグビー日本代表のリーチマイケル選手が母国に持ち帰ることがSNSで公開されるなど、アスリートにも強く支持されている。
https://realine.info/

(新たな事業創出に向けて)
 ロコモネットでは、アクティブな幸齢社会を支える地域システムの構築を目指して、各社の強みとする技術・知見を活かし、個々の運動器状態の的確な把握・介入を可能とする新たな「ロコモ検診・予防システム」の開発を進めてまいります。

 
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    730-0041
    広島市中区小町4-33 中電ビル3号館5F(公益財団法人中国地域創造研究センター内)

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    082-245-7900

  • Fax

    082-245-7629

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    https://inome-net.go.jp/locomo-net/