日本金属学会2023年春期(第172回)講演大会

Exhibitors information

[2] Anton Paar Japan K.K.

コンパクトナノインデンターHit300
〇装置の魅力
アントンパール・ジャパンは、高精度・コンパクトサイズ・低価格・ナノインデン ターを昨年秋に提供を開始いたしました。 コンパクトなサイズ・電気式アクティブ防振台を標準装備する事で場所を取らず、 正確な測定を実現します。 定価700万円台と従来のナノインデンター製品の価格からはお求めやすい金額で提供 しております。 30分前後の操作説明で測定・解析が開始できる簡単な製品設計です。
ナノインデンターは高額で手が届かない・試料の硬さ・弾性率測定を手軽に行いた い・といった要望に応える製品です。

〇特徴
・ISO14577に準拠した硬さ測定手法
・電気式アクティブタイプ防振台標準装備
・装置サイズ 269㎜(幅)×259㎜(奥行)×420㎜(高さ)
・粘弾性測定を実現するDMA測定モード(NHTシリーズSinusモード)
・高速連続測定・600点/時間
・定価750万円~

〇代表的な測定例
 DLC, PVD等の薄膜コーティングの硬さ ポリマー・フィルム(10μm以上目安)の硬さ・弾性率 バルク材の硬さ評価等

スクラッチ試験機RST3
〇装置の魅力
薄膜・コーティングの基材に対する密着性や耐傷性の定量化は作業者による試験のバラツキや抽象的な解析方法により難しい事と認識されています。アントンパールの提供するスクラッチ試験機は 試験後の試料表面状態の画像を自動撮影する事が出来ます。各種パラメーターを撮影した画像と連動して解析するパノラマモード機能により、誰でも簡単に測定から定量解析を実施する事が出来ます。

〇特徴
・基材との密着性を荷重・摩擦力・深さ・音響等の数値定量化
・スクラッチ痕の自動撮影
・各種パラメーター・スクラッチ痕全体画像との連動パノラマ解析機能
・表面プロファイル・ポストスキャン機能による正確な深さ測定
・膜厚・材質に最適な圧子の選択可能

〇代表的な測定例
DLC・PVD,TIN等の硬質膜の基材との密着性評価・コーティング等の耐傷性評価・鉛筆硬度・ウール試験の代替


ボールオンディスクトライボメーターTRB3
〇装置の魅力
アントンパールの提供する摩擦摩耗試験機は1台で直線往復・回線・回転往復運動により摩擦・摩耗試験・耐久士試験を行うことができます。液中測定(潤滑評価)や試料への加熱を行う加熱測定等の拡張をする事が可能です。材料開発・品質評価において実際に製品として使用する場面を想定した評価を行うことで開発期間の短縮・品質保証に貢献します。

〇特徴
・1台で回転・回転往復・直線往復運動可能
・ユーザー自身による校正作業の実現
・最速2000rpm, 0.25~60N荷重可能
・回転(150℃)・直線加熱(450℃)試料への加熱機能オプション
・液中測定(潤滑評価)・液中加熱測定に対応

〇代表的な測定例
 摺動部品・材料開発の摩擦による劣化・耐久性の評価・部品・材料の摩耗試験・潤滑材の評価・静止摩擦係数評価・

全自動粉末X線回折装置 XRDynamic 500 

〇装置の魅力
アントンパールは、クラス最上位の角度分解能と全自動アライメント機能を搭載した次世代の粉末XRD装置を開発しました。
 大型ゴニオメーター、大容積の真空パス、高品質モノクロメーターの組み合わせにより、従来機とくらべて驚くほどバックグラウンドが低く、測定分解能が20%向上し、微小な回折ピークも逃さずに観測できます。
オプションの非大気下チャンバーを搭載すれば、最高2300℃の高温下におけるXRD測定が可能となります。

〇特徴
・業界最上位の角度分解能 0.021°(LaB6 1stピーク)
・最大ゴニオメーター半径 400 mm
・全ビームパスの90%以上を占める大型真空パス
・全自動アライメント機能で誰でも熟練者のようにデータ収集
・測定シーケンス内で光学系の自動変更やサンプル位置/高さを自動で最適化
・専用機なみのSAXS測定機能で巨大分子やナノ粒子の粒子径分布や構造解析
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ナノインデンテーションテスタ Hit300
トライボメータ
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