○中濱 洋子 (国立がん研究センター中央病院研究支援担当副看護部長)
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ランチョンセミナー
ランチョンセミナー5 臨床試験の看護~未来の医療を創る仲間への誘い~
Fri. Sep 27, 2024 12:45 PM - 1:45 PM 第6会場 (大会議室A4)
座長:藤原 紀子
講師:中濱 洋子
共催:厚生労働省/岡山大学病院
医療の進化に臨床試験の過程は不可欠である。新たな治療の確立や患者のQOLを向上するための臨床試験には、医療スタッフと試験に参加する患者の協力は必須となる。
なぜ、臨床試験に看護が必要なのか。研究対象の多くは、他の患者と同様に、諸症状を有し、不安を抱え、社会生活を送る看護を必要とする患者だからである。看護師は、臨床試験に参加する患者の安全と、未来の患者のための臨床試験の結果の質に大きな影響を与える部分に関わっている。臨床試験看護の国際学会では、臨床試験に参加する患者のケアと、看護の専門領域を紹介し、治療開発における看護師の役割を重要視している。今年2月、内閣官房 健康・医療戦略室「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議」において、はじめて「臨床研究/試験の看護」が言及された。また、令和4年度より厚生労働省 臨床研究総合促進事業では、臨床試験にかかわる看護職の養成カリキュラムも提案された。そこで、看護師へ臨床試験の看護の必要性や適切な知識を広く普及するために、「臨床試験の看護」に関するセミナーを開催する。
共催:厚生労働省/岡山大学病院