第55回(2024年度)日本看護学会学術集会

セッション情報

ランチョンセミナー

ランチョンセミナー6 人生100年時代のライフデザインと看護職として必要な学び

2024年9月28日(土) 12:00 〜 13:00 第2会場 (シビックホール)

座長:山本 治美

講師:福井 トシ子
共催:テルモ株式会社

人生100年時代。20年間学び、40年間働いて、20年間の老後を過ごすという人生設計は成り立たなくなりました。この3つの区切りからの脱却を目指して、誰もが、人生100年時代に備える必要があるのです。特に看護職は、人々の健康に貢献するために、生涯にわたり学び、能力の開発・維持・向上に取り組む責任があります。日本看護協会は、看護職一人ひとりが、主体的に学び人々に貢献するとともに、学びとキャリア形成を通じて看護職として在りたい姿に向かっていけるように、生涯学習支援の取り組みを進めています。現代は、VUCAの時代とも言われています。VUCAとは「Volatility:変動性」、「Uncertainty:不確実性」、「Complexity:複雑性」、「Ambiguity:曖昧性」の4つの単語の頭文字をとった造語です。予測不可能な時代にあって、人生100年時代に、看護職はどのような能力を備えることが求められているのでしょうか。ポータブルスキルと言われるどこででも必要とされる能力をどのように身に着けていくか、看護職が描くライフデザインと、生涯看護職として活躍するために必要な能力について考える機会にしたいと思います。