[KR4-2] 多様で柔軟な働き方の実現に向けて
職員がライフステージに応じた柔軟な働き方を選択できる環境の実現に向けた、育児短時間勤務に関する取り組みを報告します。当院は199床、看護職員数は213名、津市の二次救急指定病院として地域の急性期医療へ貢献できるように努めています。2020年から育児短時間制度の在り方や柔軟な勤務時間(多様な30時間/週パターン)の検討を開始し、夜勤ステップ制度を導入しました。2021年には処遇・給与体系の見直しを実施しました。2022年に育児短時間制度を利用する看護師の役職制度を新設し、育児とキャリアの両立も支援しています。また、育児中の職員が安心して働き続けることができ、ワークライフバランスを考慮した職場環境の実現に向けて、育短プロジェクトを設置しました。これを通じて課題を抽出し、改善策を提案できるようになり、看護師が多様なキャリア形成を選択できるようにしています。看護部と人事課が協力して改革を行った事により、看護師一人ひとりが、自身のキャリアを描きながら長期的に働き続けられる環境整備となり、職員と病院の成長につなげていくことを目指しています。