[LK8-1] プラチナナースを活かした市民のアドバンスケアプランニングの推進に向けた看護管理者の取り組みー2040年に向け、地域包括ケアシステムの中で人生の最期をその人らしさを支えるー
日本看護協会認定看護管理者制度の見直しが問われている中、2023年10月に認定看護管理者更新を行った。その後看護管理実践報告を愛知県看護協会の「オンラインで何でも話せる会」を活用して、看護管理実践報告をする機会を得た。内容は、プラチナナースを活かした市民のアドバンスケアプランニング(以下ACP)の推進に向けた取り組みに焦点をおいた看護管理実践であった。市民の方が新型コロナ感染症の影響を受けながらも、人生の最期をその人らしさを支えるという看護実践を続けた。困難事例では地域医療従事者から厳しい言葉を受けたが、協働の結節点と捉え前向きに看護管理実践を継続した。愛知県看護協会認定看護管理者教育課程ファースト、セカンド、サードの学びを基に、A市の看護管理者が共に学び、ACPの推進にデジタルを活かすことを提案した。地域の看護管理者と繋がり、デジタル推進としてACPに関する情報を本人が管理、この情報を地域包括ケアシステムの中で連携する予定となった。つまり、人口減少が進む2040年に向け、デジタル推進し人生の最期をその人らしさを支える提案まで至った。