[IK7-1] 中小規模病院がつくる「地域でともに学ぶ・つながる」
~公的機関が支援するネットワーク研修~
【抄録】
東京都では、200 床未満の病院を対象とした看護職員定着促進支援事業(アウトリーチ型支援)(以下、事業)を自治体看護協会に委託し、ナースセンターが実施している。事業では、ナースセンターに所属する看護師等就業協力員が事業参加施設の看護管理者を定期的に訪問し、組織の課題解決に向けた取り組みを支援する。その他、院内研修の開催支援や事業参加施設合同研修を実施してきた。令和3 年度からは、事業参加施設が地域の医療・福祉施設等も参加できる研修を開催する「ネットワーク研修」の支援も開始し、研修の企画、準備、当日の運営を支援している。企画者らは、ネットワーク研修の開催により、中小規模病院を拠点に地域でともに学び、地域でつながる経験をした。またネットワーク研修支援は、地域や施設の状況に合わせて実施することで、多くの地域で展開できると考えた。
本交流集会では、ネットワーク研修とその支援の実際や、中小規模病院がつくる「地域でともに学ぶ・つながる」構造と意義について話題提供し、皆さまとの意見交換を通し、ネットワーク研修支援の地域での実施可能性や今後の発展について検討したい。
東京都では、200 床未満の病院を対象とした看護職員定着促進支援事業(アウトリーチ型支援)(以下、事業)を自治体看護協会に委託し、ナースセンターが実施している。事業では、ナースセンターに所属する看護師等就業協力員が事業参加施設の看護管理者を定期的に訪問し、組織の課題解決に向けた取り組みを支援する。その他、院内研修の開催支援や事業参加施設合同研修を実施してきた。令和3 年度からは、事業参加施設が地域の医療・福祉施設等も参加できる研修を開催する「ネットワーク研修」の支援も開始し、研修の企画、準備、当日の運営を支援している。企画者らは、ネットワーク研修の開催により、中小規模病院を拠点に地域でともに学び、地域でつながる経験をした。またネットワーク研修支援は、地域や施設の状況に合わせて実施することで、多くの地域で展開できると考えた。
本交流集会では、ネットワーク研修とその支援の実際や、中小規模病院がつくる「地域でともに学ぶ・つながる」構造と意義について話題提供し、皆さまとの意見交換を通し、ネットワーク研修支援の地域での実施可能性や今後の発展について検討したい。