ランチョンセミナー6 交替制勤務者のための「上手な眠り方」のヒント

[LS6-1] 交替制勤務者のための「上手な眠り方」のヒント

奥村 元子¹, 國井 修² (1.日本看護協会労働政策部看護労働課, 2.日本快眠生活研究所所長／東洋羽毛工業株式会社)

共催：東洋羽毛工業株式会社

【抄録】
　看護職員の夜勤交代制勤務をめぐっては、子育てや介護等により夜勤に制約のある職員の増加に伴い夜勤者の確保が一層難しくなっています。
　日本看護協会では、「就業継続が可能な看護職の働き方の提案」として 5 つの要因と 10 の具体的な取組みを挙げています。中でも「夜勤負担の軽減」は重要な要因であり、提案する取組みは「勤務間インターバル 11 時間以上の確保」「勤務拘束時間 13 時間以内」「仮眠取得の確保と仮眠環境の整備」「頻繁な昼夜遷移が生じない交代制勤務の編成」の 4 点です。
　いくつかのデータをご紹介しながら、夜勤負担の軽減に向けた課題と取組みの方向性を一緒に探っていきたいと考えます。