[LS2-1] バイタルサインは「測定」から「評価」の時代へ
~プロトコール整備で看護師の役割がより重要に~
○青柳 智和 (水戸済生会総合病院)
共催企業:ニプロ株式会社
ランチョンセミナー
Fri. Sep 29, 2023 12:00 PM - 1:00 PM 第3会場 (1003)
座長:岩崎 朋之
講師:青柳 智和
共催:ニプロ株式会社
日本看護協会より「看護の専門性の発揮に資するタスク・シフト/ シェアに関するガイドラインが発表された。看護師の守備範囲は極めて広く、「専門性」を発揮するためのスキルの積み上げが難しい。そこでまず特定行為研修を進め、「医師が医師にしかできない役割」を遂行できる環境を整え、可能な限り医師のタスクを看護師、コメディカルにシフトすべきであろう。しかしながら、現状でも多忙を極める看護師に医師のタスクを受けるだけの余裕はなく、同時に看護師の役割もシフトしていかねばならない。当院で実施している採血等検査のプロトコールの実施は多くの施設での課題の解決が期待できると考えられ、その背景として、バイタルサインを「評価」することがより重要であることを再認識した。よってその評価に必要な時間の捻出方法などを紹介したい。特定行為を実践することでより主体的に患者さんに関わることができ、それはやりがいにもつながっている。
○青柳 智和 (水戸済生会総合病院)