[LK4-1] 今こそ看護職の働き方・働く環境をプロデュースしてあげよう!
~当院の多様な工夫と採用事例より~
【抄録】
超少子高齢社会の進展するなかで、病院として医療を提供し続けるためには、「医療チームの要となる看護職」の採用が人事政策の要であると考える。そのため当院では看護職が生涯にわたり働くことができる、経験問わずチャレンジできる・また受け入れる社風にする、無理せず持続可能な働き方の提案・実現ができる、これらを基軸に多様な採用の工夫を重ねてきた。採用側の視点は、全員を決められた規則や枠に入れ込む「マスゲーム」の視点で採用していきたい意向は理解できる。ただミュージカルのように一人ひとりが持つ才能や個性に着目し、また個々のライフステージ等を把握し、看護職一人ひとりに面接を通してプロデュースを行うことで採用に結び付くことも多い。こういった新しい取組みによって生じる組織のコンフリクトは容易に想像できるが、それらを和らげるためにあらかじめ組織の「土壌」を耕しておくこともまた重要である。今回当院が取り組んだ過程と成果について紹介し、参加者の方の一助となれば幸いである。
超少子高齢社会の進展するなかで、病院として医療を提供し続けるためには、「医療チームの要となる看護職」の採用が人事政策の要であると考える。そのため当院では看護職が生涯にわたり働くことができる、経験問わずチャレンジできる・また受け入れる社風にする、無理せず持続可能な働き方の提案・実現ができる、これらを基軸に多様な採用の工夫を重ねてきた。採用側の視点は、全員を決められた規則や枠に入れ込む「マスゲーム」の視点で採用していきたい意向は理解できる。ただミュージカルのように一人ひとりが持つ才能や個性に着目し、また個々のライフステージ等を把握し、看護職一人ひとりに面接を通してプロデュースを行うことで採用に結び付くことも多い。こういった新しい取組みによって生じる組織のコンフリクトは容易に想像できるが、それらを和らげるためにあらかじめ組織の「土壌」を耕しておくこともまた重要である。今回当院が取り組んだ過程と成果について紹介し、参加者の方の一助となれば幸いである。