[LK7-1] プラチナナースの活躍の場の拡大
~プラチナナースサポートセンター(仮称)の創設に向けて~
【抄録】
愛知県下の病院数は319(R4.10 現在)で、その内200 床未満の中小規模病院は213 で67%を占め地域医療を支えている。一方、中小規模の病院では、経営難と慢性的な人材不足・採用難から看護職員の育成が十分でない実態がある。我々は、これらの現状から、ニーズのある中小規模の病院等に経験やスキルの高いプラチナナースの人材派遣を行うサポートセンターの創設を試みた。主な支援は、看護管理、新人教育、医療安全等である。これらの活動は、地域医療への貢献と同時に、プラチナナースの再雇用後のキャリアの継続や経験の活用、さらには、処遇(給与・役割など)の改善につながると考えた。
今回のトライアルでは、新卒看護師の離職率の上昇という現状を踏まえ「新人教育」を選択した。対象は、① 200 床以下の病院、②新卒看護師を複数採用、③ OJT による新人教育の体制が無い、④病院及び看護部長が本トライアルの趣旨に賛同の2 施設とした。サポートセンターの申込から派遣のフローに沿って、施設の現状とニーズを確認後、プラチナナースを派遣した。今回のトライアルの成果と課題を報告し今後の進むべき方向性を見出したい。
愛知県下の病院数は319(R4.10 現在)で、その内200 床未満の中小規模病院は213 で67%を占め地域医療を支えている。一方、中小規模の病院では、経営難と慢性的な人材不足・採用難から看護職員の育成が十分でない実態がある。我々は、これらの現状から、ニーズのある中小規模の病院等に経験やスキルの高いプラチナナースの人材派遣を行うサポートセンターの創設を試みた。主な支援は、看護管理、新人教育、医療安全等である。これらの活動は、地域医療への貢献と同時に、プラチナナースの再雇用後のキャリアの継続や経験の活用、さらには、処遇(給与・役割など)の改善につながると考えた。
今回のトライアルでは、新卒看護師の離職率の上昇という現状を踏まえ「新人教育」を選択した。対象は、① 200 床以下の病院、②新卒看護師を複数採用、③ OJT による新人教育の体制が無い、④病院及び看護部長が本トライアルの趣旨に賛同の2 施設とした。サポートセンターの申込から派遣のフローに沿って、施設の現状とニーズを確認後、プラチナナースを派遣した。今回のトライアルの成果と課題を報告し今後の進むべき方向性を見出したい。