[SL2-1] ダイバーシティ&インクルージョンを阻むジェンダーバイアス
【抄録】
なぜ組織や社会にダイバーシティ&インクルージョンが必要なのか。営利企業などにとってはパフォーマンスの追求、その他組織や社会としては全ての人に機会を提供するという人権の観点からの意義があげられる。「ダイバーシティ」で重要なのは、属性だけではなく、経験や知見、価値観の多様性であり、多様な「ケア」を担っている人たちや、仕事のみに邁進する以外の生活をしてきた人たちが働けることが重要である。また、「インクルージョン」とは、マイノリティをマジョリティに同化させるのではなく個々を尊重し、それぞれの力を発揮してもらうことである。性別や国籍などの属性に対して「ステレオタイプ」にあてはめて相手を判断することは、ダイバーシティ&インクルージョンを阻む。このようなジェンダーバイアスは男性にもあり女性にもあり、世の中にあふれている。自分にバイアスがあるということを自覚することが、変化の一歩となる。
なぜ組織や社会にダイバーシティ&インクルージョンが必要なのか。営利企業などにとってはパフォーマンスの追求、その他組織や社会としては全ての人に機会を提供するという人権の観点からの意義があげられる。「ダイバーシティ」で重要なのは、属性だけではなく、経験や知見、価値観の多様性であり、多様な「ケア」を担っている人たちや、仕事のみに邁進する以外の生活をしてきた人たちが働けることが重要である。また、「インクルージョン」とは、マイノリティをマジョリティに同化させるのではなく個々を尊重し、それぞれの力を発揮してもらうことである。性別や国籍などの属性に対して「ステレオタイプ」にあてはめて相手を判断することは、ダイバーシティ&インクルージョンを阻む。このようなジェンダーバイアスは男性にもあり女性にもあり、世の中にあふれている。自分にバイアスがあるということを自覚することが、変化の一歩となる。