[KR2-2] 小豆圏域におけるメンタルヘルスに不安を抱える妊産褥婦への支援体制構築後の状況について
小豆圏域では、平成 29 年度日本看護協会「子育て世代包括ケアシステム推進のためのモデル事業」を実施し、翌年度に地域の課題解決のための取組みとして、課題の明確化、相互理解、共有化を図るために関係者が協議する場を設定するとともに「メンタルヘルスに不安を抱える妊産褥婦への支援体制(以下、支援体制)の構築」を行った。協議の場は、病院・保健所主催の既存の会を活用し、キーパーソン(精神科医)に協議への参加を得て顔の見える関係を構築する等工夫し、互いに納得できるよう話し合いを重ねた。
結果、関係者の自組織内で対応の見直しと、メンタルヘルス対応のスキルアップが図られた。また支援体制の迅速な連携によりスムーズに保健・医療へつなぐことができ、早期の妊産褥婦への直接支援と、支援するスタッフ間の助言・指導も可能となり、自信を持って支援ができる体制が構築されている。
現在、新たな地域の課題解決に向けて、関係者で取組みを重ねているところである。保健師は、地域の人々や関係する多職種と協働する中で、「みる・つなぐ・動かす」役割を果たし、地域に責任を持つ活動をしていく必要があると考える。
結果、関係者の自組織内で対応の見直しと、メンタルヘルス対応のスキルアップが図られた。また支援体制の迅速な連携によりスムーズに保健・医療へつなぐことができ、早期の妊産褥婦への直接支援と、支援するスタッフ間の助言・指導も可能となり、自信を持って支援ができる体制が構築されている。
現在、新たな地域の課題解決に向けて、関係者で取組みを重ねているところである。保健師は、地域の人々や関係する多職種と協働する中で、「みる・つなぐ・動かす」役割を果たし、地域に責任を持つ活動をしていく必要があると考える。