Thu. Nov 9, 2023 2:30 PM - 4:00 PM 第2会場 (G5)

座長：小林 康司

講師：秋山 智弥・楠岡 誠・十鳥 依利子

　少子高齢社会を迎え、効率的・効果的に質の高い医療・看護を提供すること、そして看護職が提供している看護の価値を示すことが重要となっている。そのため、医療・看護の質の継続的な評価・改善を行うことはもとより、エビデンスを構築し蓄積するための大規模データベース構築の必要性が年々高まっている。
　日本看護協会では看護の質向上・改善を目指す取り組みとして、臨床現場でのデータを活用した看護の質改善活動を支援するために「労働と看護の質向上のためのデータベース（DiNQL）事業」を行い、看護の大規模データベース構築を目指している。
　そこで、本企画では有識者による、看護の質評価の重要性や看護政策の形成に向けた看護の大規模データベースの必要性とともに、そのなかでのDiNQL 事業の有用性も踏まえ、幅広い視点から講演を行う。そのうえで、DiNQL 参加病院による、データを活用した看護の可視化と質改善・労働環境改善活動の取組みと成果について報告いただき、意見交換を行う。