第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

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一般公募企画

一般公募企画7 院内助産・助産師外来におけるアドバンス助産師の活躍

Wed. Nov 8, 2023 3:00 PM - 4:00 PM 第2会場 (G5)

座長:高田 昌代

企画代表者:堀内 成子

[IK7-1] 院内助産・助産師外来におけるアドバンス助産師の活躍

宮脇 英恵1, 久保 絹子2, 林 啓子3 (1.日本看護協会健康政策部助産師課, 2.日本助産師会, 3.杏林大学医学部付属病院)

【抄録】
 アドバンス助産師は、助産実践能力が一定の水準(助産実践能力習熟段階レベルⅢ)に達していることを認証された助産師であり、タスク・シフト/シェアにおいても期待されています。2015 年に制度発足して以来、2023 年現在のアドバンス助産師数は9,032 名になり、これは就業助産師の約4 分の1 の人数にあたります。
 近年、アドバンス助産師の実態について日本助産師会、日本助産評価機構、日本看護協会が調査を行いました。日本助産師会では、令和3年に同会会員を対象にした「出張による助産師の活動実態ならびに公益社団法人日本助産師会会員の活動実態調査」を行っています。また、日本助産評価機構では、令和4年にアドバンス助産師を対象にした「アドバンス助産師活動実態調査」を実施しました。さらに、日本看護協会では、令和4 年に同会会員ならびに会員の所属機関を対象に、「助産師の専門性発揮のあり方に関する実態調査」を行っています。
 今回はこれらの結果をもとに、社会のニーズに期待されるアドバンス助産師の能力や専門性と院内助産・助産師外来でのアドバンス助産師の一層の活躍促進のための方策について意見交換を行います。