[LK12-2] 学生向け訪問看護ガイダンスによる就業への動機付け
~行政・基礎教育との連携から~
【抄録】
千葉県内の訪問看護ステーション数は、令和5 年6 月1 日現在で624 か所であり、年々増加している。
今後、地域包括ケアの推進が重要課題となり、本県の高齢化の進展に伴う訪問看護の需要増を考えると、ステーション数だけでなく、安定したサービス提供を可能とするためにも、訪問看護人材の確保が必要である。
千葉県では、看護職を目指す学生に、訪問看護ステーションを就職先の選択肢の一つとしてもらえるよう、令和4 年度からの新規事業として「学生向け訪問看護ガイダンス」をナースセンター事業に組み入れて、県看護協会に委託し実施している。
参加した学生からのアンケートでは、9 割以上が訪問看護に興味が深まったと回答している一方で、訪問看護を就職先の選択肢とするとの回答は、1 ~ 2 割にとどまっている。県としても、就職先の選択肢と考える学生の割合が依然として低いことを課題と捉え、県看護協会、県訪問看護ステーション協会等関係機関と連携して、更なる就業促進に向けた方策を検討していきたい。
千葉県内の訪問看護ステーション数は、令和5 年6 月1 日現在で624 か所であり、年々増加している。
今後、地域包括ケアの推進が重要課題となり、本県の高齢化の進展に伴う訪問看護の需要増を考えると、ステーション数だけでなく、安定したサービス提供を可能とするためにも、訪問看護人材の確保が必要である。
千葉県では、看護職を目指す学生に、訪問看護ステーションを就職先の選択肢の一つとしてもらえるよう、令和4 年度からの新規事業として「学生向け訪問看護ガイダンス」をナースセンター事業に組み入れて、県看護協会に委託し実施している。
参加した学生からのアンケートでは、9 割以上が訪問看護に興味が深まったと回答している一方で、訪問看護を就職先の選択肢とするとの回答は、1 ~ 2 割にとどまっている。県としても、就職先の選択肢と考える学生の割合が依然として低いことを課題と捉え、県看護協会、県訪問看護ステーション協会等関係機関と連携して、更なる就業促進に向けた方策を検討していきたい。