[LK13-1] コロナに打ち勝つ『ガラガラうがい』
【抄録】
未知の新型コロナウイルスに震えた時から、徐々に正体が明らかになっていく過程を経験した。遠隔看護と称して暗中模索しながら対峙する中で、看護の原点である生活過程「清潔・環境・食事(水分を含む)・運動・睡眠・排泄など」を整えることの重要性を、改めて痛感した。非接触・非対面という状況下でも、患者の自然治癒力を賦活するべく、基本的看護の適応は回復過程を促進するという事実を多々経験した。非接触・非対面という状況だからこそ、専門職としてのコミュニケーション力が求められた。患者が納得して実践できて初めて、看護の効果を発揮できる。ともすれば、基本的看護を軽んじ、薬物療法に傾倒しがちであった。しかし、生活過程を整えることが、第一優先であるべきである。
今回は、清潔の中でも、咽喉頭に集積するコロナウイルスを『ガラガラうがい』の実践でウイルス量を低減し、自然治癒力を賦活したことに焦点を当てた。変異株が予測される今後の状況下でも、『ガラガラうがい』は苦痛を最小限にして回復過程を促進できる。
未知の新型コロナウイルスに震えた時から、徐々に正体が明らかになっていく過程を経験した。遠隔看護と称して暗中模索しながら対峙する中で、看護の原点である生活過程「清潔・環境・食事(水分を含む)・運動・睡眠・排泄など」を整えることの重要性を、改めて痛感した。非接触・非対面という状況下でも、患者の自然治癒力を賦活するべく、基本的看護の適応は回復過程を促進するという事実を多々経験した。非接触・非対面という状況だからこそ、専門職としてのコミュニケーション力が求められた。患者が納得して実践できて初めて、看護の効果を発揮できる。ともすれば、基本的看護を軽んじ、薬物療法に傾倒しがちであった。しかし、生活過程を整えることが、第一優先であるべきである。
今回は、清潔の中でも、咽喉頭に集積するコロナウイルスを『ガラガラうがい』の実践でウイルス量を低減し、自然治癒力を賦活したことに焦点を当てた。変異株が予測される今後の状況下でも、『ガラガラうがい』は苦痛を最小限にして回復過程を促進できる。